解説?

今までのΛに比べると奇怪な構築になっていて迷走かと思えたが、予想に反して強かったのが今回のΛ。

  • ハチ公なし

ハチ公自体は恐ろしく強いしスペースがあるならば2枚からでも積みたいが、このデッキとしてのまとまりを失わせているのがハチ公に思え抜いてみたところ噛み合いがよくなった。
そもそもΛとハチ公はシナジーを組んでいるわけでもなく相性がいいというわけでもない。単純に「ビート」という目的が同じでマナ域が被らない理由から採用されていたにすぎない。
更に、ハチ公の投入理由の一つであるハンデスメタとしての面もメタるべきドロマーが減り、ジェニーやイエスのようなハチ公が機能しないものばかりで必要性を感じなくなった。
この2点から思いきって不採用とした。


  • 化身3積み

Λを使い出してからずっと4なのが疑問だった。
一度Λをサーチできるとそれ以降の化身は弱く、それ以降で化身が強くなるのはΛへの一気進化のできる9マナが貯まってから。
瞬間的な強さが大きかったのでフル投入するよりも減らして新たなスペースとすることにした。


  • 青銅、ブルットの採用

ハチ公と化身を減らしてしまったことで低コストでの安定性が揺らいでしまったのでそこを補うために採用。
青銅は2ターン目に双月類が出せなかった場合の保険としてはやはり強く、更にクリーチャーを展開する際にもアドバンテージを発生してくれる小型は使いやすく楽。
ブルットはやはり決定力増強としての役割が大きい。ハヤブサゼロカゲのシノビブロッカーを無効化できるのは勝利に直結できるので強い。


  • ガイアール・ホールの採用

ボルシャックを4積むようになりエビセンを立てることが増えたのと、Λでのビートの返しに使われるのがプリンによる固定化が増えたことでキルの覚醒を狙いやすくなった。
前はキルキルを撒いていたがボルシャック勝ガで両方とも除去されてしまいアタッカーの確保ができなかったが、このカードでキル勝リュウと撒くことで両方除去されることが激減しそのまま詰みに行きやすくなった。
そしてガイザを出せるのもやはり優秀。エンドカードにもなり得るのは強い。


  • コンセント、ピアラの存在意義

今回の構築での奇怪な点。採用理由とかそんなレベルじゃなくなぜ他を押し退けられたか。
使い方は単純でトリッパーを焼くために積みました。2ターン目に双月類が出せると後攻でもリッパを除去できる。
今回の構築は見ての通りファンクに非常に弱い。
このカードを含め1000のクリーチャーが増え、超次元も多くファンクの除去にも乏しい。
エスに対してリッパで足を引っ張られファンクを出される場合、それだけで積みかねない。
ファンクを出させないように手早くΛへと繋ぐ必要があるためリッパを焼くことのできるこの2枚を採用した。
ついでに速攻も意識できるし、2種類あるから墳墓避けもできて素晴らしい。





結構納得の行く形になった。
ローズ出されると血を吐きそうな感じがオレのデッキっぽい。